ブログ / Diary

培養部からのご挨拶~培養室より~

みなさまはじめまして、楠原ウィメンズクリニックの培養部です。今月より、当院のブログにて培養室からも発信をさせていただくことになりました。卵子や精子に関する内容はもちろん、不妊治療における最近の話題やクリニックの近況などについてもお話ししていきたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。「培養士って病院でどのようなことをされているのですか?」培養士は患者様の大切な精子や卵子をお預かりし、受精する手助けや胚の管理を行っています。楠原ウィメンズクリニックでは、患者様の治療に関する説明は全てドクターからお話しをするので、卵を見守っている私たち培養士が患者様とお話しする機会はほぼありません。その代わりに当院では毎日、その日行われる採卵や人工授精の精子と卵子の状態、現在育てている卵の状態を培養士からドクターに報告しています。ドクターと培養士が情報を共有し、別の立場から話し合うことで、さらに良い医療を提供できると考えています。患者様がその手に赤ちゃんを抱いていただけるよう、精一杯お手伝いさせて頂きます。卵子や精子のことで不安に思うことがあれば、いつでも気軽にご相談下さい。