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多のう胞性卵巣症候群(PCOS)の排卵誘発にレトロゾール錠が保険で使用できるようになりました。

多のう胞性卵巣症候群(PCOS)は日本の女性の10%前後にあるポピュラーな婦人科疾患の一つです。

症状は生理不順や多毛、不妊症などです。
排卵が起こらない、あるいはたまにしか起こらないことが不妊原因とされます。

この排卵障害にはレトロゾール錠が有効です。欧米ではポピュラーに使用されていますが、日本ではこれまで保険適用外であり、自費で処方されていました。

2022年4月よりこのレトロゾール錠も保険適用になり、治療が楽になりました。

不妊症で月経不順な方はPCOSが疑われます。
お気軽にご相談ください。