診療時間Medical time AM:09:00~13:00PM:15:00~18:30 休診Closed day 木曜・土曜(午後)・日曜THU・SAT(PM)& SUN ※当院は予約制ではありません。 ADRESS:〒104-0061 東京都中央区銀座5-6-2 ACCESS:銀座駅A1出口すぐ 銀座四丁目交差点近く
最新記事 サウナは精子に有意な変化をもたらす培養室よりTwitterとInstagramはじめました!こちらの病院で二人目も授かりました先生方がやさしく診察してくださり安心できました毎回お優しいお心遣いに励まされました。 アーカイブ 2018年5月(3)2018年6月(4)2018年7月(5)2018年8月(7)2018年9月(6)2018年10月(6)2018年11月(1)2019年1月(1)2019年5月(1)2019年7月(1)2019年9月(5)2019年10月(13)2019年11月(2)2019年12月(1)2020年1月(1)2020年2月(2)2020年3月(2)2020年4月(5)2020年5月(3)2020年6月(1)2020年7月(9)2020年8月(1)2020年9月(1)2020年10月(3)2020年11月(1)2020年12月(2)2021年3月(1)2021年4月(10)2021年5月(14)2021年6月(11)2021年7月(12)2021年8月(25)2021年9月(13)2021年10月(11)2021年11月(10)2021年12月(13)2022年1月(8)2022年2月(8)2022年3月(13)2022年4月(19)2022年5月(12)2022年6月(11) カテゴリー 患者様の声(150)院長ブログ(80)培養室長ブログ(8)看護師ブログ(16)スタッフブログ(7)培養室ブログ(11)毎日の妊活(6) 院長ブログ 子宮内膜症と診断されるまでには4人の産婦人科医の受診が必要?といわれるわけは? 最近、子宮内膜症(Endometriosis(EMsis))が増えています。主な症状は月経痛、月経前の腹痛、排卵痛、性交痛、月経時の下痢、不妊症などです。 EMsisは骨盤内に広く伝播します。卵巣の中に発生すればチョコレートのう腫となり、超音波で容易に診断がつきます。しかし骨盤内に広がったEMsisの診断は簡単ではありません。その多くは子宮と直腸の間のスペース(ダグラス窩)や、骨盤(骨)と子宮との間の靭帯(仙骨子宮靭帯)などに発生します。こ... 不妊症の患者さんの20%は子宮内膜症を合併している 不妊症の患者さんの約20%は内膜症を合併しているといわれています。 また、内膜症の方の50%は不妊症になるといわれています。 このように内膜症は妊娠するためには強力な障害物です。しかも内膜症は年とともに進行、拡大する病気です。次のような症状がある方は早目の受診をおすすめします。 ①月経痛;昔と比べ年とともに痛みが強くなっている。鎮痛剤の量が増える。10代の頃にはなかったのに20代になったら生理痛が強くなった。 ②月経前... 排卵痛 排卵の頃に1~2日間下腹部痛を感じることを排卵(期)痛といわれます。ごく一般的におこります。 しかしこの排卵痛の一部には子宮内膜症がかくれていることがあります。 子宮内膜症は排卵痛の他に月経前の下腹部痛、性交痛、もちろん月経痛などいろいろな痛みを伴うことが多いのです。 たかが排卵痛でも見過ごさないようにしましょう。専門医の受診をおすすめします。 若くてもAMH(抗ミュラー氏管ホルモン)が低い方が多い 卵巣の中には胞状卵胞という、いずれ発育して排卵する卵の基がたくさんつまっています。胞状卵胞は時間とともに消失し、誰でも年齢とともに減少します。胞状卵胞からは抗ミュラー氏管ホルモン(AMH)というホルモンが分泌されます。ですから、胞状卵胞が多ければAMHは高し、少なければAMHは低下します。年齢に比較してかなり低下する原因がいくつかあります。①喫煙②卵巣の手術(卵巣嚢腫)③子宮内膜症(特にチョコレート嚢腫)などですが原因がない... 1回目の体外受精の妊娠率が高い いま当クリニックでは卵巣刺激法(COS)を行い採卵を行なっています。多くの卵が採取できることが利点です。良好胚も得られます。そのうち最も良い胚を移植します。そのため結果的には1回目の採卵の第1回目の胚移植で妊娠することが多いのです。しかし、2回目以後で妊娠する方も多数います。 40歳前半(40,41,42歳)なら体外受精で妊娠も可能 体外受精、顕微授精などのARTは一般的には年齢とともに成功率が下がります。しかし当院ではこの半年の間に40歳台前半の方が毎月3~4人妊娠に成功しています。中には1回の採卵で成功している方も少なくありません。 体外受精(IVF-ET)は1回目の採卵で妊娠することが多い 当院でのIVF-ETは、排卵誘発剤を使い多数の採卵をする世界的にも行われるオーソドックスな方法で卵巣刺激(主にアンタゴニスト法)で行います。 その場合、卵巣機能が良ければ数個の良好胚盤胞が凍結できます。その結果、1回の採卵で複数回の移植が可能ですし、1、2回目で妊娠すれば、残りの凍結胚を使い第2子の妊娠も可能です。 現在私の所では、1回の採卵で2人のお子様を持ち、3人目を妊娠継続中の人もおります。出来るだけ1回の採卵... 甲状腺機能と不妊 甲状腺からは甲状腺ホルモン(FT4)が分泌されて、体のコンディション作りをしています。 女性は甲状腺の疾患が男性よりもかなり高い割合であることが知られています。 甲状腺ホルモンが低いと流産や不妊の原因にもなります。 このため、当クリニックでは不妊検査の一環として甲状腺機能検査(採血)をルーティンに行っています。その結果、甲状腺機能がやや低い、潜在性甲状腺低下症(subclinical hypothyroidism:SCH)がかなり多いことが分... 痛くない子宮卵管造影法(HSG)のコツ HSGは子宮内に造影剤(リピオドール、またはイソビスト)を注入して子宮の異常や卵管の通過性を調べる方法です。 うわさでは、この方法がかなり痛いとされていますが、実際はそれ程でもありません。造影剤を少量づつゆっくり注入することがコツです。 また、カテーテルもHSG専用のヒスキャスを使えば大丈夫。10秒程度、生理痛のようなお腹の張りがある程度です。 ブログ 一般的に年齢とともに卵巣に残る卵子の数が減ってきます。しかし、39~40才の年齢でも卵が充分に残っている方もいらっしゃいます。このような方は体外受精で卵が充分に獲得できます。妊娠も充分に期待できます。AMHにて残りの卵の様子がおおよそわかります。 前のページへ 次のページへ
子宮内膜症と診断されるまでには4人の産婦人科医の受診が必要?といわれるわけは? 最近、子宮内膜症(Endometriosis(EMsis))が増えています。主な症状は月経痛、月経前の腹痛、排卵痛、性交痛、月経時の下痢、不妊症などです。 EMsisは骨盤内に広く伝播します。卵巣の中に発生すればチョコレートのう腫となり、超音波で容易に診断がつきます。しかし骨盤内に広がったEMsisの診断は簡単ではありません。その多くは子宮と直腸の間のスペース(ダグラス窩)や、骨盤(骨)と子宮との間の靭帯(仙骨子宮靭帯)などに発生します。こ...
不妊症の患者さんの20%は子宮内膜症を合併している 不妊症の患者さんの約20%は内膜症を合併しているといわれています。 また、内膜症の方の50%は不妊症になるといわれています。 このように内膜症は妊娠するためには強力な障害物です。しかも内膜症は年とともに進行、拡大する病気です。次のような症状がある方は早目の受診をおすすめします。 ①月経痛;昔と比べ年とともに痛みが強くなっている。鎮痛剤の量が増える。10代の頃にはなかったのに20代になったら生理痛が強くなった。 ②月経前...
排卵痛 排卵の頃に1~2日間下腹部痛を感じることを排卵(期)痛といわれます。ごく一般的におこります。 しかしこの排卵痛の一部には子宮内膜症がかくれていることがあります。 子宮内膜症は排卵痛の他に月経前の下腹部痛、性交痛、もちろん月経痛などいろいろな痛みを伴うことが多いのです。 たかが排卵痛でも見過ごさないようにしましょう。専門医の受診をおすすめします。
若くてもAMH(抗ミュラー氏管ホルモン)が低い方が多い 卵巣の中には胞状卵胞という、いずれ発育して排卵する卵の基がたくさんつまっています。胞状卵胞は時間とともに消失し、誰でも年齢とともに減少します。胞状卵胞からは抗ミュラー氏管ホルモン(AMH)というホルモンが分泌されます。ですから、胞状卵胞が多ければAMHは高し、少なければAMHは低下します。年齢に比較してかなり低下する原因がいくつかあります。①喫煙②卵巣の手術(卵巣嚢腫)③子宮内膜症(特にチョコレート嚢腫)などですが原因がない...
1回目の体外受精の妊娠率が高い いま当クリニックでは卵巣刺激法(COS)を行い採卵を行なっています。多くの卵が採取できることが利点です。良好胚も得られます。そのうち最も良い胚を移植します。そのため結果的には1回目の採卵の第1回目の胚移植で妊娠することが多いのです。しかし、2回目以後で妊娠する方も多数います。
40歳前半(40,41,42歳)なら体外受精で妊娠も可能 体外受精、顕微授精などのARTは一般的には年齢とともに成功率が下がります。しかし当院ではこの半年の間に40歳台前半の方が毎月3~4人妊娠に成功しています。中には1回の採卵で成功している方も少なくありません。
体外受精(IVF-ET)は1回目の採卵で妊娠することが多い 当院でのIVF-ETは、排卵誘発剤を使い多数の採卵をする世界的にも行われるオーソドックスな方法で卵巣刺激(主にアンタゴニスト法)で行います。 その場合、卵巣機能が良ければ数個の良好胚盤胞が凍結できます。その結果、1回の採卵で複数回の移植が可能ですし、1、2回目で妊娠すれば、残りの凍結胚を使い第2子の妊娠も可能です。 現在私の所では、1回の採卵で2人のお子様を持ち、3人目を妊娠継続中の人もおります。出来るだけ1回の採卵...
甲状腺機能と不妊 甲状腺からは甲状腺ホルモン(FT4)が分泌されて、体のコンディション作りをしています。 女性は甲状腺の疾患が男性よりもかなり高い割合であることが知られています。 甲状腺ホルモンが低いと流産や不妊の原因にもなります。 このため、当クリニックでは不妊検査の一環として甲状腺機能検査(採血)をルーティンに行っています。その結果、甲状腺機能がやや低い、潜在性甲状腺低下症(subclinical hypothyroidism:SCH)がかなり多いことが分...
痛くない子宮卵管造影法(HSG)のコツ HSGは子宮内に造影剤(リピオドール、またはイソビスト)を注入して子宮の異常や卵管の通過性を調べる方法です。 うわさでは、この方法がかなり痛いとされていますが、実際はそれ程でもありません。造影剤を少量づつゆっくり注入することがコツです。 また、カテーテルもHSG専用のヒスキャスを使えば大丈夫。10秒程度、生理痛のようなお腹の張りがある程度です。
ブログ 一般的に年齢とともに卵巣に残る卵子の数が減ってきます。しかし、39~40才の年齢でも卵が充分に残っている方もいらっしゃいます。このような方は体外受精で卵が充分に獲得できます。妊娠も充分に期待できます。AMHにて残りの卵の様子がおおよそわかります。