初回の体外受精の受精法、特にsprit法について 初回のART(体外受精あるいは顕微授精)を行うにあたり、体外受精にするか顕微授精で受精をはかるか気をつかうところです。 原則的には精子の数、運動率が良好なら体外受精を、その反対ならば顕微授精をします。 しかし稀に、あるいは時に精子の数も運動率も良好であるにも関わらず体外受精をしたところ、全く受精しないか受精率が低い例があります。 これを受精障害と呼んでいます。 このような場合、良好な胚を確保できないこともありま...
基礎体温の測定について 最近、基礎体温(BBT)についての問い合わせがありますので、まとめてご案内いたします。 1. 測定法 起床したら動いたり話をしたりする前にベッドの中で測定して下さい。 体温計を舌の下に入れ、終了の合図が出るまで間を置いてください。 2. 基礎体温測定で分かること ①排卵周期か否かが分かる 低温相とその後の高温相の2本にわかれていれば排卵しているサインです。 ②いつ頃排卵したか分かる 低温相から高温相に移行する時が排卵...
『子宮内膜症』講座のお知らせ 今年の秋から生理痛・性交痛あるかたは、不妊症の原因となる「子宮内膜症」についての 説明会を行っています。ご好評につき今月(11月)も、19日(土)の午後3時30分より開催する予定です。 銀座にショッピングやランチのお帰りに気軽に寄って行って下さい。 予約の電話(03-6274-6433)お待ちしております。
不妊治療のための注射・薬の補給について 今年の3月から始まったウクライナ戦争のためでしょうか、今年の夏頃から薬の補給が徐々に窮屈になってきました。特に排卵誘発にはなくてはならないhMGという注射剤が品薄になってきていました。最近やっと一部のメーカーで補給の目途が立ってきたとの朗報が聞かれます。 治療を受ける皆様にはいろいろやりくりをしてご迷惑がかからないように努力いたします。
『子宮内膜症』公開講座のお知らせ 先にご案内しておりました『子宮内膜症』の公開講座を10月15日開催しました。好評でした。 次回も、11月19日(土)PM3:30より開催予定です。(公開講座は電話予約で無料です) 子宮内膜症に心あたりのある方は気軽にご参加ください。
遠距離婚あるいは長距離出張が多いご夫婦の為の治療について ご主人が遠方に住み、奥様が東京に居住するような場合、あるいは長期間ご主人が出張に出る機会が多いご夫婦の場合、妊娠の為の性生活そのものがままなりません。 そのようなご夫婦にはご主人の精子をあらかじめ凍結保存しておき、その凍結精子を使用して人工授精や体外受精をすることができます。 凍結精子を使って体外受精をする場合、受精法は顕微授精(ICSI)になりますが、受精率や胚のレベルは新鮮精子と全く同様です。 先に該当する...
診療時間の一部延長について 従来、当院の診察受付時間を午後6:30としておりましたが、その時間内では通院しきれないとの声がありました。 その声にお答えして9月より月曜日・金曜日は診察受付時間を午後7:00に延長しましたのでお知らせいたします。
多のう胞性卵巣症候群(PCOS)の排卵誘発にレトロゾール錠が保険で使用できるようになりました。 多のう胞性卵巣症候群(PCOS)は日本の女性の10%前後にあるポピュラーな婦人科疾患の一つです。 症状は生理不順や多毛、不妊症などです。 排卵が起こらない、あるいはたまにしか起こらないことが不妊原因とされます。 この排卵障害にはレトロゾール錠が有効です。欧米ではポピュラーに使用されていますが、日本ではこれまで保険適用外であり、自費で処方されていました。 2022年4月よりこのレトロゾール錠も保険適用になり、治療が楽にな...
子宮内膜症治療に新たな薬が出ました 従来、子宮内膜症(以下内膜症)にはピル(LEP)や黄体ホルモン(ディナゲスト・ジェノゲスト)やGn-RH agonist(ブセレリン)等がありました。その人の内膜症の進行度により使いわけます。 今回新たに加わったレルミナは、より強力な作用が期待でき、進行した内膜症の方に向いているかと思われます。 このように内膜症にはいろいろな薬剤がありその人にベストな薬剤を選択し、治療が効果をあげればより軽度な薬剤に切り替えていきます。 内膜症...