ブログ / Diary

2023年 当院の妊娠率(途中経過)

こんにちは、楠原ウィメンズクリニックの培養室です。 2023年の当院の妊娠率ですが、途中経過をまとめました! 妊娠率(2023年1月~2023年10月) ~34歳   73.5% 35~39歳  66.7% 40~42歳  36.7% 43歳~   14.3% 全体平均 60.6% 初診はもちろん、転院で来られる患者さんも増えております。 セカンドオピニオンなどお気軽にご相談ください^^ ※妊娠判定は胎嚢確認です。

あなたの妊孕力、卵巣予備能はどのくらい?

こんにちは、楠原ウィメンズクリニックの培養室です。 最近ではさっしーが卵子凍結済みだと公表したのが話題でしたね。 現在すぐの結婚は考えてはいないけど、いつかは子供は欲しい、または子供が欲しくなる時がくるかもしれないからと卵子凍結を検討される方が増えています。 また、東京都の卵子凍結に対する助成金も追い風になってきていると言えます。 そこで、今回は女性の妊孕力(妊娠する力・卵巣予備能)について解説していき...

学会発表しました。

学会発表しました。

こんにちは。 石川県金沢市で開催された、第68回日本生殖医学会学術集会で、“ARTが必要なPCOS症例の調節卵巣刺激法の工夫”について、この度院長が発表を行いました。

『9月の体外受精セミナー』

9月の体外受精セミナーは9月16日(土)14:00より開催されます。 場所はクリニック内の「Laude」です。 当院に受診していない方でもご参加が可能です。 あらかじめお電話にてご予約をお願いいたします。

「PCOS(多のう胞性卵巣症候群)の不妊治療で悩んでおられる方へ」

PCOSは排卵がスムーズに起こらないために不妊症になりやすくなります。これにはレトロゾールという薬が使用可能となり劇的に治療が楽になりました。しかし、排卵を起こしてタイミングをとったり人工授精をしても妊娠しないPCOSの方は少なくありません。このような場合は体外受精の出番です。 当院ではこのようなPCOS+体外受精の方を最近多く治療しています。その結果、移植あたりの妊娠率は70%を超え、2回目移植を含めるとほぼ全員が妊娠に成功し...

2023年1月~7月の妊娠率

こんにちは、楠原ウィメンズクリニック培養室です。 2023年1月~7月の妊娠率を算出いたしました!^^ 分割期・胚盤胞期胚の凍結融解移植 妊娠率(2個移植も含む) ~34歳   79.5%(n=44) 35~39歳  68.8%(n=48) 40~42歳  31.3%(n=16) 43歳~   15.4%(n=13) 全体平均   62.0% 39歳以下では73.9%と高い成績となっております。 これは全国で1位ぐらいの妊娠率ではないかと…!!(;゜Д゜)...

『生理不順の人は多のう胞性卵巣症候群(PCOS)を疑いましょう』

初経(潮)がはじまってから、生理不順(月経が遅れ気味、次の月経がいつくるのかわからない、3ヶ月以上月経がないなど)の方でその原因がPCOSであることが少なくありません。 (PCOSの詳細はホームページ中の排卵障害の項を参照してください。) PCOSにはレトロゾールという薬が効果的で、保険で処方出来るようになりました。

子宮卵管造影検査についてのQ&A【第二弾】

こんにちは。 子宮卵管造影検査についてのQ&Aの第二弾になります。 Q. 子宮卵管造影検査の後は妊娠しやすくなるというのは本当か? A. 今までタイミング法で妊娠しなかった方が、卵管造影検査後のその周期にタイミングをもって妊娠する事は時々あります。 他に大きな不妊原因が無い場合、造影剤で卵管が拡張されて妊娠に結び付くと思われます。 Q. その効果はどのくらい続くか? A. 正確なデータはありませんが、2~3周期...