ブログ / Diary

院長ブログ

若くてもAMH(抗ミュラー氏管ホルモン)が低い方が多い

卵巣の中には胞状卵胞という、いずれ発育して排卵する卵の基がたくさんつまっています。胞状卵胞は時間とともに消失し、誰でも年齢とともに減少します。胞状卵胞からは抗ミュラー氏管ホルモン(AMH)というホルモンが分泌されます。ですから、胞状卵胞が多ければAMHは高し、少なければAMHは低下します。年齢に比較してかなり低下する原因がいくつかあります。①喫煙②卵巣の手術(卵巣嚢腫)③子宮内膜症(特にチョコレート嚢腫)などですが原因がない...

1回目の体外受精の妊娠率が高い

いま当クリニックでは卵巣刺激法(COS)を行い採卵を行なっています。多くの卵が採取できることが利点です。良好胚も得られます。そのうち最も良い胚を移植します。そのため結果的には1回目の採卵の第1回目の胚移植で妊娠することが多いのです。しかし、2回目以後で妊娠する方も多数います。

40歳前半(40,41,42歳)なら体外受精で妊娠も可能

体外受精、顕微授精などのARTは一般的には年齢とともに成功率が下がります。しかし当院ではこの半年の間に40歳台前半の方が毎月3~4人妊娠に成功しています。中には1回の採卵で成功している方も少なくありません。

体外受精(IVF-ET)は1回目の採卵で妊娠することが多い

当院でのIVF-ETは、排卵誘発剤を使い多数の採卵をする世界的にも行われるオーソドックスな方法で卵巣刺激(主にアンタゴニスト法)で行います。  その場合、卵巣機能が良ければ数個の良好胚盤胞が凍結できます。その結果、1回の採卵で複数回の移植が可能ですし、1、2回目で妊娠すれば、残りの凍結胚を使い第2子の妊娠も可能です。  現在私の所では、1回の採卵で2人のお子様を持ち、3人目を妊娠継続中の人もおります。出来るだけ1回の採卵...

甲状腺機能と不妊

甲状腺からは甲状腺ホルモン(FT4)が分泌されて、体のコンディション作りをしています。 女性は甲状腺の疾患が男性よりもかなり高い割合であることが知られています。 甲状腺ホルモンが低いと流産や不妊の原因にもなります。 このため、当クリニックでは不妊検査の一環として甲状腺機能検査(採血)をルーティンに行っています。その結果、甲状腺機能がやや低い、潜在性甲状腺低下症(subclinical hypothyroidism:SCH)がかなり多いことが分...

痛くない子宮卵管造影法(HSG)のコツ

HSGは子宮内に造影剤(リピオドール、またはイソビスト)を注入して子宮の異常や卵管の通過性を調べる方法です。 うわさでは、この方法がかなり痛いとされていますが、実際はそれ程でもありません。造影剤を少量づつゆっくり注入することがコツです。 また、カテーテルもHSG専用のヒスキャスを使えば大丈夫。10秒程度、生理痛のようなお腹の張りがある程度です。

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一般的に年齢とともに卵巣に残る卵子の数が減ってきます。しかし、39~40才の年齢でも卵が充分に残っている方もいらっしゃいます。このような方は体外受精で卵が充分に獲得できます。妊娠も充分に期待できます。AMHにて残りの卵の様子がおおよそわかります。

40才代のART妊娠

9月、10月は40才前半の人のARTによる妊娠例がちらほら出ています。40才を過ぎると卵の質の低下に伴ってARTの結果はかんばしくなくなります。早目のARTへのステップアップをお勧めします。

甲状腺機能と不妊

甲状腺ホルモンは全身の代謝に重要なホルモンです。女性は甲状腺の病気が男性に比べ高い事が知られています。甲状腺機能低下症は不妊原因になったり流産の原因にもなります。このようなことから当クリニックでは不妊患者さんに甲状腺機能検査(1回採血)をしています。その中で甲状腺機能低下が軽い、潜在性甲状腺機能低下症の人がけっこう多い事が明らかになってきました。自覚症状はありません。このような人には甲状腺ホルモン(チラージンS)を...

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最近、20代後半で妊娠を希望して来院する人もいます。このような若い人は単に妊娠希望だけではなく、月経不順などがあり、排卵障害を自覚している方が多く、早目に治療を希望して来院します。賢明な判断だと思います。