ブログ / Diary

院長ブログ

子宮内膜症治療に新たな薬が出ました

従来、子宮内膜症(以下内膜症)にはピル(LEP)や黄体ホルモン(ディナゲスト・ジェノゲスト)やGn-RH agonist(ブセレリン)等がありました。その人の内膜症の進行度により使いわけます。 今回新たに加わったレルミナは、より強力な作用が期待でき、進行した内膜症の方に向いているかと思われます。 このように内膜症にはいろいろな薬剤がありその人にベストな薬剤を選択し、治療が効果をあげればより軽度な薬剤に切り替えていきます。 内膜症...

不妊症の人には子宮内膜症を合併している人が多い

通常、子宮内膜症は月経痛や慢性的な骨盤痛、性交痛を伴なうことが多い病気です。 さらに不妊症の原因にもなりやすく、子宮内膜症がある人の50%は不妊症になると言われています。 痛みの症状がある人は、早目に婦人科に受診し子宮内膜症があるかチェックしましょう。

2022年4月より体外受精に保険が使えるようになりました

皆様、ご承知のように2022年4月より体外受精や顕微授精などの補助生殖医療(ART)に保険が使えるようになりました。 通院してい患者さんは費用面でのハードルが低くなったので、これを機会にステップアップを始める方が増えています。 費用の詳細は当クリニックのHPに詳しく掲載しております。

当院からの学会発表が優秀演題候補にノミネートされました。

2022年5月28日に哺乳動物の卵やヒトの生殖医療についての学会(日本卵子学会)が開催されます。 当院から出題した『Piezo-ICSIにおける異常破膜によって生じる変性はPVP嚗露で回避できる』という演題が、この度優秀演題にノミネートされました。 アカデミー賞にノミネートされたようなもので、ノミネートされただけでも光栄です。 選抜されれば言う事ありません。

多嚢胞性卵巣(PCOS)とART

PCOSは日本人女性の10%位存在するといわれ、ポピュラーな卵巣の疾患です。 通常、排卵障害・月経不順・無月経・多毛・肥満傾向などの症状を伴い、また不妊の原因にもなります。 排卵をスムーズにさせるためにはletrozoleという内服薬があります。 しかし他の不妊原因として精子異常や卵管閉鎖などがあると生殖補助医療(ART)が必要になります。 ARTをするには卵巣刺激ホルモン剤を注射し、卵胞を発育させます。 これを調節卵...

保険診療でARTは変化したか?

御存知のように本年4月1日より従来自費診療であった体外受精などの補助生殖医療(ART)が保険対象になりました。3月にARTを予定していた人が4月に持ち越され4月のART件数が増えています。 しかしまだ余裕があります。お急ぎの方は御相談下さい。

子宮卵管造影法(HSG)について

最近、不妊検査の一つであるHSGだけできないかとのお問い合わせがあります。 予約が空いていれば対応しております。 しかし、不妊検査・治療の中でHSGは卵管の状態を知る一つの検査にすぎません。 HSGも含め系統的に一連の不妊検査をすることをおすすめします。

当院での『着床前診断(PGT-A)』がスタートします。

胚を移植する前にあらかじめその胚の染色体が正常(正倍体)が異常(異数体)かを診断する着床前診断が当院でも可能になりました。 ただし、こちらは全ての人に行うものではなく、2回連続して流産歴のある方、あるいはARTで質の良い卵(良好胚)を2回移植しても妊娠に至らない方が対象となり実施が許可されます。 実際に着床前診断を行う場合は、充分にその内容をご説明し、遺伝相談にも対応いたします。

対面式不妊セミナー再開のお知らせ

新型コロナ流行のため、しばらくお休みをしていた『不妊セミナー』(対面式の体外受精説明会)を2021年11月から再開しました。 従来、Webで発信していましたが、やはり対面式ではわかりやすく、質問もできるのでご好評でした。 12月は12月18日(土)14時からです。 まだ予約枠があります。ご参加を検討されている方はまずTELにてご相談ください。

不妊症の婦人の20%前後に子宮内膜症が合併している

不妊症にはいろいろな原因があります。 その中で子宮内膜症は20%位の人が合併しているといわれています。 しかし、骨盤内膜症の診断は難しく見過ごされやすいものです。 不妊症で月経痛が強い方は是非、当院を受診して下さい。