ブログ / Diary

2023年01月

当院の2022年の体外受精の治療成績について

当院の2022年の体外受精の妊娠の成績を速報します。 40歳未満の方の胚移植あたりの妊娠率は、胚盤胞では51.4%と過去最高の結果でした。 40歳以上の方でも、胚盤胞では32.4%と、悪くありません。 完全に満足できる結果ではありませんが、悪くない結果です。 その詳細については近々ホームページに掲載いたします。

治療再開時のご質問

年が明け、3週間が過ぎようとしています。寒さも深まり「大寒」の暦に合わせるように今週末から週明けにかけ関東でも雪が降るようです。 皆さま、いかがお過ごしですか!?こんにちは、看護部です。 新型コロナの法分類が今春にも第五種へと引き下げ移行方針のニュースがある中、インフルエンザ流行の時期に合わせ、コロナも多くなってますね。 様々な変容に慣れてはきましたが、早く収束してくれないかな・・・と心の声が漏れてしまってます。 ...

保険適用になってからの妊娠率と移植成績

こんにちは、楠原ウィメンズクリニック培養室です! 2022年4月より不妊治療に関わる治療費が保険適用になりました。 保険適用にはならなかった治療や調整処理は先進医療として扱われ、今年に入ってからは都内在住の方向けに助成金が補助されます。(先進医療は自費ですが、保険と併用して治療が受けられます。) 自費の時と比べて、保険内で不妊治療を行うには制限されることが多いのが現状ですが、では妊娠率や治療成績にまで影響されて...

「当院での先進医療スタートのお知らせ」

先進医療の内訳と費用 ①子宮内細菌叢検査 内容:子宮内の乳酸菌の割合を調べる 費用:5万円 ②高度な精子選択技術(PICSI) 内容:顕微授精のときヒアルロン酸を用い成熟精子を選別する 費用:3万円 ③子宮内膜胚受容検査(ERA) 内容:胚移植期の子宮内膜が胚を着床に適した状態かを判定する 費用:12万円 上記の治療法は自費ですが都内在住の方には助成金が支給されます。

『不妊治療によく使われる薬・注射の知識シリーズ その②』

『不妊治療によく使われる薬・注射の知識シリーズ その②』

その2.黄体ホルモン製剤(プロゲスチン) 黄体ホルモン(P)は子宮内膜に作用し、卵(胚)が着床しやすい環境を整えます。つまり、黄体ホルモンは着床になくてはならないホルモンです。この黄体ホルモンと類似の作用をもち、人工的に製剤された薬をプロゲスチンとよびます。 まとめて右表に示しました。