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反復着床障害の診断のためのERA法

形態が良好な胚盤胞(例えば5AA、3ABなど)を複数回移植しても着床にいたらない事が時にあります。
これを反復着床障害といいますが、その原因として胚のクオリティだけではなく、着床の場、すなわち子宮内膜にも問題が考えられます。内膜は胚を受け入れやすい環境にあるか(receptive)を検査する方法です。
本番の移植の前に本番と同じホルモン環境をパッチを貼ってつくり、子宮内膜を移植の同じ時期に一部採取します。その子宮内膜の遺伝子をしらべ胚の受容期(receptive)かどうかを判定します。
当院でもERA検査をはじめています。
その他、ALCE,EMMAも可能です。