診療時間Medical time AM:09:00~13:00PM:15:00~19:00 *火曜日、木曜日は18:30までの診療となります。 *木曜日午後のみ診療開始時間が15:30からになります。 休診Closed day 日曜(水曜、土曜は午前診療) ADRESS:〒104-0061 東京都中央区銀座5-6-2 ACCESS:銀座駅A1出口すぐ 銀座四丁目交差点近く
最新記事 2023年 当院の妊娠率2023年 当院の妊娠率(途中経過)あなたの妊孕力、卵巣予備能はどのくらい?学会発表しました。『9月の体外受精セミナー』 アーカイブ 2019年7月(1)2019年9月(5)2019年10月(13)2019年11月(2)2019年12月(1)2020年1月(1)2020年2月(2)2020年3月(2)2020年4月(5)2020年5月(3)2020年6月(1)2020年7月(9)2020年8月(1)2020年9月(1)2020年10月(3)2020年11月(1)2020年12月(2)2021年6月(2)2021年7月(6)2021年8月(15)2021年9月(3)2021年12月(1)2022年4月(6)2022年5月(3)2022年6月(2)2022年7月(2)2022年9月(3)2022年10月(5)2022年11月(4)2022年12月(2)2023年1月(8)2023年2月(6)2023年3月(1)2023年4月(1)2023年5月(7)2023年6月(2)2023年7月(1)2023年9月(3)2023年11月(2)2023年12月(1)2024年2月(1) カテゴリー 院長ブログ(78)培養室長ブログ(8)看護師ブログ(17)スタッフブログ(10)培養室ブログ(21)毎日の妊活(6) 排卵期痛をあまく見ないでね。 月経と月経の間の排卵の頃におこる下腹部痛を排卵期痛といいます。女性全体の20%位にあるでしょうか。極々ポピュラーな症状です。 でも単に排卵に伴う痛みで全く問題ない人と、背景に子宮内膜症が隠れていて、内膜症の一症状として出る事があります。一般的に内膜症のある方は排卵痛がかなり強く、夜目が覚める位とか、鎮痛剤が必要な位の人もいます。 ですから排卵痛があまり強い方は、産婦人科を受診することをおすすめします。 また排卵痛... 培養部からのご挨拶~培養室より~ みなさまはじめまして、楠原ウィメンズクリニックの培養部です。今月より、当院のブログにて培養室からも発信をさせていただくことになりました。卵子や精子に関する内容はもちろん、不妊治療における最近の話題やクリニックの近況などについてもお話ししていきたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。「培養士って病院でどのようなことをされているのですか?」培養士は患者様の大切な精子や卵子をお預かりし、受精する手助けや胚... 子宮内膜症と診断されるまでには4人の産婦人科医の受診が必要?といわれるわけは? 最近、子宮内膜症(Endometriosis(EMsis))が増えています。主な症状は月経痛、月経前の腹痛、排卵痛、性交痛、月経時の下痢、不妊症などです。 EMsisは骨盤内に広く伝播します。卵巣の中に発生すればチョコレートのう腫となり、超音波で容易に診断がつきます。しかし骨盤内に広がったEMsisの診断は簡単ではありません。その多くは子宮と直腸の間のスペース(ダグラス窩)や、骨盤(骨)と子宮との間の靭帯(仙骨子宮靭帯)などに発生します。こ... 不妊症の患者さんの20%は子宮内膜症を合併している 不妊症の患者さんの約20%は内膜症を合併しているといわれています。 また、内膜症の方の50%は不妊症になるといわれています。 このように内膜症は妊娠するためには強力な障害物です。しかも内膜症は年とともに進行、拡大する病気です。次のような症状がある方は早目の受診をおすすめします。 ①月経痛;昔と比べ年とともに痛みが強くなっている。鎮痛剤の量が増える。10代の頃にはなかったのに20代になったら生理痛が強くなった。 ②月経前... 排卵痛 排卵の頃に1~2日間下腹部痛を感じることを排卵(期)痛といわれます。ごく一般的におこります。 しかしこの排卵痛の一部には子宮内膜症がかくれていることがあります。 子宮内膜症は排卵痛の他に月経前の下腹部痛、性交痛、もちろん月経痛などいろいろな痛みを伴うことが多いのです。 たかが排卵痛でも見過ごさないようにしましょう。専門医の受診をおすすめします。 初診のときによく受けるご質問について~看護部より~ こんにちは。 先日は勢力の強い台風が関東に上陸し、去った後には首都圏交通網の乱れに停電、猛暑・・・大変な方がたくさんいらっしゃったと思います。日々の生活に追われてつい忘れそうになってしまいますが、日常をいつも通り過ごせることの有難みを改めて再確認した日でもありました。 さて、今回はARTも視野にいれた初診の方によく聞かれる採卵日当日のことについてお伝えしたいと思います。 採卵日当日は、基本的には診察開始前の8~9時... 若くてもAMH(抗ミュラー氏管ホルモン)が低い方が多い 卵巣の中には胞状卵胞という、いずれ発育して排卵する卵の基がたくさんつまっています。胞状卵胞は時間とともに消失し、誰でも年齢とともに減少します。胞状卵胞からは抗ミュラー氏管ホルモン(AMH)というホルモンが分泌されます。ですから、胞状卵胞が多ければAMHは高し、少なければAMHは低下します。年齢に比較してかなり低下する原因がいくつかあります。①喫煙②卵巣の手術(卵巣嚢腫)③子宮内膜症(特にチョコレート嚢腫)などですが原因がない... 1回目の体外受精の妊娠率が高い いま当クリニックでは卵巣刺激法(COS)を行い採卵を行なっています。多くの卵が採取できることが利点です。良好胚も得られます。そのうち最も良い胚を移植します。そのため結果的には1回目の採卵の第1回目の胚移植で妊娠することが多いのです。しかし、2回目以後で妊娠する方も多数います。 40歳前半(40,41,42歳)なら体外受精で妊娠も可能 体外受精、顕微授精などのARTは一般的には年齢とともに成功率が下がります。しかし当院ではこの半年の間に40歳台前半の方が毎月3~4人妊娠に成功しています。中には1回の採卵で成功している方も少なくありません。 (初)看護師よりご挨拶 はじめまして、楠原ウィメンズクリニックの看護師です。 初めてのブログになるので、まずはご挨拶をさせていただきたいと思います。 こちらのブログをご覧になられている方は、これから通院をご検討される方、当クリニックに通院中の方、他の病院に通院されているけど転院をご検討されている方…様々いらっしゃると思います。 私たち看護師は、皆さまが通院する中で少しでも通いやすいと感じていただけるようにお手伝いさせていただきたいと思っ... 前のページへ
排卵期痛をあまく見ないでね。 月経と月経の間の排卵の頃におこる下腹部痛を排卵期痛といいます。女性全体の20%位にあるでしょうか。極々ポピュラーな症状です。 でも単に排卵に伴う痛みで全く問題ない人と、背景に子宮内膜症が隠れていて、内膜症の一症状として出る事があります。一般的に内膜症のある方は排卵痛がかなり強く、夜目が覚める位とか、鎮痛剤が必要な位の人もいます。 ですから排卵痛があまり強い方は、産婦人科を受診することをおすすめします。 また排卵痛...
培養部からのご挨拶~培養室より~ みなさまはじめまして、楠原ウィメンズクリニックの培養部です。今月より、当院のブログにて培養室からも発信をさせていただくことになりました。卵子や精子に関する内容はもちろん、不妊治療における最近の話題やクリニックの近況などについてもお話ししていきたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。「培養士って病院でどのようなことをされているのですか?」培養士は患者様の大切な精子や卵子をお預かりし、受精する手助けや胚...
子宮内膜症と診断されるまでには4人の産婦人科医の受診が必要?といわれるわけは? 最近、子宮内膜症(Endometriosis(EMsis))が増えています。主な症状は月経痛、月経前の腹痛、排卵痛、性交痛、月経時の下痢、不妊症などです。 EMsisは骨盤内に広く伝播します。卵巣の中に発生すればチョコレートのう腫となり、超音波で容易に診断がつきます。しかし骨盤内に広がったEMsisの診断は簡単ではありません。その多くは子宮と直腸の間のスペース(ダグラス窩)や、骨盤(骨)と子宮との間の靭帯(仙骨子宮靭帯)などに発生します。こ...
不妊症の患者さんの20%は子宮内膜症を合併している 不妊症の患者さんの約20%は内膜症を合併しているといわれています。 また、内膜症の方の50%は不妊症になるといわれています。 このように内膜症は妊娠するためには強力な障害物です。しかも内膜症は年とともに進行、拡大する病気です。次のような症状がある方は早目の受診をおすすめします。 ①月経痛;昔と比べ年とともに痛みが強くなっている。鎮痛剤の量が増える。10代の頃にはなかったのに20代になったら生理痛が強くなった。 ②月経前...
排卵痛 排卵の頃に1~2日間下腹部痛を感じることを排卵(期)痛といわれます。ごく一般的におこります。 しかしこの排卵痛の一部には子宮内膜症がかくれていることがあります。 子宮内膜症は排卵痛の他に月経前の下腹部痛、性交痛、もちろん月経痛などいろいろな痛みを伴うことが多いのです。 たかが排卵痛でも見過ごさないようにしましょう。専門医の受診をおすすめします。
初診のときによく受けるご質問について~看護部より~ こんにちは。 先日は勢力の強い台風が関東に上陸し、去った後には首都圏交通網の乱れに停電、猛暑・・・大変な方がたくさんいらっしゃったと思います。日々の生活に追われてつい忘れそうになってしまいますが、日常をいつも通り過ごせることの有難みを改めて再確認した日でもありました。 さて、今回はARTも視野にいれた初診の方によく聞かれる採卵日当日のことについてお伝えしたいと思います。 採卵日当日は、基本的には診察開始前の8~9時...
若くてもAMH(抗ミュラー氏管ホルモン)が低い方が多い 卵巣の中には胞状卵胞という、いずれ発育して排卵する卵の基がたくさんつまっています。胞状卵胞は時間とともに消失し、誰でも年齢とともに減少します。胞状卵胞からは抗ミュラー氏管ホルモン(AMH)というホルモンが分泌されます。ですから、胞状卵胞が多ければAMHは高し、少なければAMHは低下します。年齢に比較してかなり低下する原因がいくつかあります。①喫煙②卵巣の手術(卵巣嚢腫)③子宮内膜症(特にチョコレート嚢腫)などですが原因がない...
1回目の体外受精の妊娠率が高い いま当クリニックでは卵巣刺激法(COS)を行い採卵を行なっています。多くの卵が採取できることが利点です。良好胚も得られます。そのうち最も良い胚を移植します。そのため結果的には1回目の採卵の第1回目の胚移植で妊娠することが多いのです。しかし、2回目以後で妊娠する方も多数います。
40歳前半(40,41,42歳)なら体外受精で妊娠も可能 体外受精、顕微授精などのARTは一般的には年齢とともに成功率が下がります。しかし当院ではこの半年の間に40歳台前半の方が毎月3~4人妊娠に成功しています。中には1回の採卵で成功している方も少なくありません。
(初)看護師よりご挨拶 はじめまして、楠原ウィメンズクリニックの看護師です。 初めてのブログになるので、まずはご挨拶をさせていただきたいと思います。 こちらのブログをご覧になられている方は、これから通院をご検討される方、当クリニックに通院中の方、他の病院に通院されているけど転院をご検討されている方…様々いらっしゃると思います。 私たち看護師は、皆さまが通院する中で少しでも通いやすいと感じていただけるようにお手伝いさせていただきたいと思っ...