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日本生殖心理学会に参加しました

2月1日、日本生殖心理学会に参加しました。

心理士の方々を中心に、医師、看護師、そして社会制度をつくる立場の方まで、「不妊治療に悩む方を全力で支えたい」という温かな思いが集まった学会で、多くの学びを得る時間となりました。

印象的だったのは、「女性の不定愁訴」をテーマとした講演です。

女性の体調や感じ方、治療への向き合い方は実に多様で、一言では表せない――その複雑な心と体を、どのように治療の中に丁寧に取り込んでいくか。多角的な視点からのアプローチに、臨床に生かせる多くのヒントをいただきました。

不妊治療は、「妊娠したい」という前向きな希望を持つ、健康な女性が取り組む治療です。
しかし、思うように結果が出ない時、想像以上に心の負担が大きくなることがあります。

だからこそ、妊娠を目指す時間を、できるだけ穏やかに過ごせるように、医療技術だけでなく、治療費などの社会的なサポート、そしてその方自身の“芯”を支える心のケアが、とても大切だと改めて感じました。

実際に、そうしたサポートを真剣に考え、支えてくださる方々が多くいることも、この学会で強く感じたことです。

もし心に負担を感じた時は、どうか一人で抱え込まないでください。
クリニックの中でも、そして社会の中にも、あなたを支える手があります。

安心して治療に向き合える環境づくりを、これからも大切にしていきたいと思います。